
ダイエット外来
ダイエット外来
肥満は、糖尿病・高血圧・脂質異常症や睡眠時無呼吸症候群、心筋梗塞や脳梗塞、がんに至るまであらゆる重大疾病との関係が明らかになっています。肥満を改善することは美容や外見上だけでなく健康維持にも非常に大切な要素と言えます。ダイエットの基本は運動療法や食事療法が中心ですが、運動時間が確保できなかったり食事の時間が不規則であったりでなかなかダイエットが進まない方も多いのが現状です。当院では専属の管理栄養士による食事・減量指導と薬物療法(自費診療・保険適応外使用)を組み合わせた効果的な減量療法を提案致します。
薬物療法については、日本以外ではすでに肥満症に対する治療として一般的に使用されており、様々な研究にて体重減少効果が示されています。
ダイエットがうまくいかない方・治療を考えている方はお問い合わせください。原則18歳以上の成人を対象とさせていただきます。
また、別途以下の費用が発生します。
ご不明点等あればお問い合わせください。
※当院では保険を使用したダイエット診療は行っておりません。
※有害事象・副作用出現等により発生した費用について、当院はその費用を一切負担致しません。ご自身で御負担頂きます。
※予告なく価格は変更となる場合がございます。
ご不明点があればお問い合わせください。
αリポ酸は、体内で生成される天然の抗酸化物質であり細胞のエネルギー産生を助ける補酵素として機能します。
糖代謝とエネルギー生成において重要な役割を果たし、ビタミンCやEの約400倍の抗酸化作用を持ち細胞の健康をサポートします。また、インスリンの感受性を向上させることが示されており、これにより血糖値の安定に寄与し体重管理に効果的であると考えられています。
カルニチンは主に肉類に含まれるアミノ酸で、脂肪酸をミトコンドリアへ運ぶ役割を担っています。この過程で脂肪酸はエネルギーへと変換され、脂肪燃焼を促進すると言われています。
この組み合わせにより、エネルギー代謝が活性化され、より効率的に体重減少をサポートすることが考えられます。腎機能障害を指摘されている方や甲状腺機能低下症、てんかんをお持ちの方は摂取に注意が必要です。
脂肪の燃焼サポート:脂肪を効率よくエネルギーに変えることで、ダイエットを後押しします
代謝アップ:加齢や運動不足で落ちた代謝を改善し、痩せやすい体質へ
疲労回復:エネルギー効率が上がることで、疲れにくい体づくりをサポート
抗酸化作用:体の中の老化物質(活性酸素)を減らすことで、健康維持にもつながります
継続的に点滴を受けることで、体質の改善やリバウンド予防にもつながります。効果は数日〜1週間程度と言われています。
30~50分程度
6,600円(税込) |
使用上の注意・出る可能性のある副作用
注射部位及び周囲の痛み、発赤、皮下出血斑、腫脹、熱感、色素沈着、神経損傷、血管迷走神経反応 等(薬自体の副作用は少ないです)
リベルサスはGLP-1受容体作動薬という分類の飲み薬です。本邦では糖尿病にのみ保険適応となっておりますが、体重管理や肥満治療にも効果があることが認められています。
内服方法ですが、
となっています。これらを守らないと期待された効果が得られない可能性があります。
下記の研究では概ね半年~1年間リベルサスGLP-1受容体作動薬を内服し4kg程度の体重減少効果が得られていますが、栄養指導や運動療法を組み合わせることでさらに減量効果を高めることができます。
注射をせずにゆっくりと無理なく減量したい方向けのお薬となっています。
胃もたれ感といった消化器症状の副作用が最も多いですが、しばらくすると消失することがほとんどです。重篤な副作用出現の可能性は低いことがわかっています。
使用上の注意・出る可能性のある副作用
嘔気嘔吐・下痢・便秘・腹痛・消化不良・注射部位の腫れ・疲労感・過敏反応・胃食道逆流疾患・腸閉塞・膵炎
体重変化量(kg)
(Diabetol Int. 2020 Jan 4;11(2):76-86.より改変)
3mg 30日分 | 9,900円(税込) |
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7mg 30日分 | 18,700円(税込) |
14mg 30日分 | 34,100円(税込) |
マンジャロGIP/GLP-1受容体作動薬はGLP-1(グルカゴン様ペプチド1)受容体作動薬とGIP(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)受容体作動薬の2つの作用を持ち血糖値のコントロールと体重減少を促進することが期待されている注射薬です。週に1回自己注射する薬剤となっております。日本では2型糖尿病のみ保険適応となっている薬剤ですが、海外(米国)ではすでに肥満症に対して使用されている薬剤であり
に適応があります。
用量にもよりますが、下記研究では高度肥満(BMI:38)の患者様にマンジャロGIP/GLP-1受容体作動薬を使用すると約15%~の体重減少効果が確認されており現段階で最も減量効果の強い薬剤です。
また、アルコール摂取欲求を減らすという報告もあります。(Sci Rep 2023 Nov 28;13(1):20998)
海外での報告であり直接日本人に当てはめられるわけではありませんが、減量に対し有効かつ安全に使用できることが報告されている薬剤になります。こちらもリベルサスGLP-1受容体作動薬同様に低血糖等の重篤な副作用出現のリスクは低いことがわかっています。
※現在本薬剤の流通が滞っており原則1ヶ月分ごとの処方とさせていただいております。
使用上の注意・出る可能性のある副作用
低血糖・嘔気嘔吐・下痢・便秘・腹痛・消化不良・注射部位の腫れ・疲労感・過敏反応・胃食道逆流疾患・腸閉塞・膵炎・低血糖
体重変化率(%)
(N Engl J Med 2022;387:205-216 SURMOUNT-1 trialより抜粋)
2.5mg 1ヶ月分(4本) | 17,600円(税込) |
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5mg 1ヶ月分(4本) | 30,800円(税込) |
7.5mg 1ヶ月分(4本) | 50,600円(税込) |
10mg 1ヶ月分(4本) | 67,000円(税込) |
腸の動きを良くして、代謝をあげ体脂肪減少効果を期待します。
直接的な体重減少効果は証明されておりませんが便秘を防ぐことで体重が増えにくくなります。
お腹がゆるくなり軟便になることがあります。食前の内服です。
1ヶ月分(90包) | 5,500円(税込) |
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ダイエット中の栄養指導は、単に体重を減らすことだけではなく、栄養バランスを考慮した健康的な食生活を促進することが目的です。当院では管理栄養士によるダイエット食事指導も行っております。以下に、ダイエット時の栄養指導の重要点をわかりやすく説明します。
栄養指導の基本は、タンパク質、脂質、炭水化物といった主要な栄養素を適切な割合で摂取することです。これにより、体の機能を正常に保ちながら体重を管理することができます。
体重を減らすためには、消費するカロリーよりも摂取カロリーを少なくする必要があります。しかし、カロリーを極端に制限すると栄養不足や健康問題を引き起こすことがあるため、適切なカロリー摂取量を理解し管理することが重要です。
小さな食事を数回に分けて摂ることで、空腹感を抑え、過食を防ぐことができます。また、食事のタイミングも重要で、活動的な日中にカロリーを多く摂取し、夜遅くは控えめにすることが推奨されます。
水分は代謝を促進し、満腹感を与えることができるため、十分な水分摂取が推奨されます。
加工食品や高カロリーなスナック類は避け、新鮮な野菜、果物、全粒穀物、良質なタンパク質源を中心にした食事を心がけましょう。添加物や不必要な糖分の摂取を避けることができます。
一時的なダイエットではなく、長期的な健康的な食習慣を身につけることが重要です。リバウンドを避けるためにも、現実的で持続可能な食事計画を立て、実践することが求められます。
3,300円(税込) |
当院では、患者様の状態や最新の医学的知見に基づき、国内未承認薬品及び承認医薬品の承認とは異なる適応にて使用する場合があります。
「適応外使用」とは、厚生労働省により保険適応が認められている薬剤であっても、承認された疾患や用法・用量とは異なる方法で使用することを指します。
たとえば、ある薬剤が「糖尿病」の治療薬として保険適応を受けていても、それ以外の疾患(例:肥満症、更年期症状など)に対して使用する場合は「適応外使用」となります。
厚生労働省および日本医学会等の見解として、医師の裁量により、患者様の個別の状態に応じて適応外使用を行うことが一定の条件のもとで認められております(※1)。
当院では、国内外の臨床ガイドラインやエビデンスをもとに、医師の責任のもと適切に判断し、慎重に使用いたします。
GLP-1受容体作動薬としてはウゴービ®、GIP/GLP-1受容体作動薬としてゼップバウンド®がそれぞれ保険適応となっております。処方できる施設に厳格な制限があり、クリニックでは処方できません。
ゼップバウンドはマンジャロと全く同じ成分です。
承認された適応・用法・用量で正しく使用された薬剤で起きた副作用を対象としている制度であるため、承認外・適応外使用にて副作用が発生した場合は「医薬品副作用被害救済制度」の対象外となります。。
・当院で使用する薬剤は、すべて国内の医薬品卸業者(医薬品販売許可取得業者)を通じて仕入れた正規医薬品です。
・インターネット通販や個人輸入など、信頼性の低い流通経路による薬剤は一切使用しておりません。
・なお、SNSやECサイト等で販売されている偽造医薬品・不正流通薬品に関しては、厚生労働省が注意喚起を行っており、不審な薬剤については以下のサイトをご参照ください。
適応外使用は保険診療の対象外となるため、薬剤費、診察料、処方料を含めたすべての費用が自費となります。
具体的な金額は事前に丁寧にご説明しますが、ホームページにも記載がありますのでそちらをご参照ください。
当院では、適応外使用にあたって以下を遵守しております:
適応外使用は、患者様の利益を最優先に考え、医師の責任のもと慎重に行う医療行為です。
安心して治療を受けていただけるよう、透明性と説明責任を大切にしています。
※1:厚生労働省通知「医薬品の適応外使用に係る医療保険上の取扱い等について」などに基づく
注射の方がより体重減少効果が強いです。
当院では担当看護師より練習用の注射器(薬剤・針のついていないもの)を使用して手技の指導を行います。
針はかなり細いので痛みは少ないです。ワクチン接種のような痛みが出ることはありません。
可能です。
予約制とさせて頂いております。Web予約は2日前まで予約が可能です。予約無しでも診察可能な場合もございますが、当日薬の処方ができない場合があります。
Web予約が取れない場合はお電話で確認をお願いいたします。