ダイエット外来|わらび内科・循環器内科クリニック|蕨市の内科・循環器内科|土曜・日曜診療

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ダイエット外来

ダイエット外来|わらび内科・循環器内科クリニック|蕨市の内科・循環器内科|土曜・日曜診療

当院のダイエット外来について

ダイエット外来について

肥満は、糖尿病、高血圧、脂質異常症、そして、心筋梗塞や脳梗塞、がんに至るまで生活習慣病と肥満の関係が明らかになっており美容や外見上だけでなく、健康にも非常に大切な要素と言えます。ダイエットの基本は運動療法や食事療法が中心です。しかし運動時間が確保できなかったり食事の時間が不規則であったりでなかなかダイエットが進まない方も多いのが現状です。これらに食欲低下・体重減少効果のある薬物療法(自費診療・保険適応外使用)を併用することでより効果的に体重減少が期待できるようになります。当院で使用する薬剤はいずれも糖尿病において保険診療領域で使用している薬剤です。米国ではすでに肥満に対する治療として使用されており様々な研究にて体重減少効果が示されています。当院では管理栄養士による食事療法と運動療法、薬物治療を組み合わせた効果的なダイエット療法を提案します。ダイエットがうまくいかない方・治療を考えている方はお問い合わせください。原則18歳以上の成人を対象とさせていただきます。

また、別途以下の費用が発生します。

  • 初診料:3,300円(税込)、再診料:1,100円(税込)
  • 血液検査:5,500円(税込、初回の検査を推奨しております。ただし3月以内に施行したものを持参いただければ省略可能です)

ご不明点等あればお問い合わせください。
※当院では保険を使用したダイエット診療は行っておりません。よろしくお願い致します。 

当院のダイエット外来にて治療ができない方

  • 妊娠中・授乳中の方
  • 未成年の方
  • 活動性疾患治療中の方(感染症・膵炎・がん・重度の胃腸障害 等)
  • 糖尿病で投薬治療を受けている(保険診療で治療ができる場合があります。)
  • 使用予定の薬剤に対する過敏症(アレルギー)の既往がある方

ご不明点があればお問い合わせください。

このような方はご相談ください

  • 腹囲が男性で85cm以上、女性で90cm以上ある
  • BMIが25以上である
  • どうしても痩せたいが自力でなかなか痩せられない

ダイエット外来にて使用する内服薬・注射薬

リベルサス®(セマグルチド GLP-1受容体作動薬)

リベルサスはGLP-1受容体作動薬という分類の飲み薬です。本邦では糖尿病にのみ保険適応となっておりますが、体重管理や肥満治療にも効果があることが認められています。
内服方法ですが、

  • 起床時に120ml以下の水で内服する
  • 他の薬と一緒に飲まない
  • 内服後30分~2時間は食事・飲水をしない

となっています。これらを守らないと期待された効果が得られない可能性があります。
下記の研究では概ね半年~1年間リベルサスを内服し4kg程度の体重減少効果が得られていますが、栄養指導や運動療法を組み合わせることでさらに減量効果を高めることができます。
注射をせずにゆっくりと無理なく減量したい方向けのお薬となっています。
胃もたれ感といった消化器症状の副作用が最も多いですが、しばらくすると消失することがほとんどです。重篤な副作用出現の可能性は低いことがわかっています。

使用上の注意・出る可能性のある副作用

嘔気嘔吐・下痢・便秘・腹痛・消化不良・注射部位の腫れ・疲労感・過敏反応・胃食道逆流疾患・腸閉塞・膵炎

体重変化量(kg)

リベルサス®(チルゼパチド GLP-1/GIP受容体作動薬)

(Diabetol Int. 2020 Jan 4;11(2):76-86.より改変)

費用

3mg 30日分 8,800円(税込)
7mg 30日分 17,600円(税込)
14mg 30日分 33,000円(税込)

マンジャロ®(チルゼパチド GLP-1/GIP受容体作動薬)

マンジャロはGLP-1(グルカゴン様ペプチド1)受容体作動薬とGIP(胃インクレチンペプチド)受容体作動薬の2つの作用を持ち血糖値のコントロールと体重減少を促進することが期待されている注射薬です。週に1回自己注射する薬剤となっております。日本では2型糖尿病のみ保険適応となっている薬剤ですが、海外(米国)ではすでに肥満症に対して使用されている薬剤であり

  • BMI30以上の肥満を有する成人
  • BMI27以上過体重の成人で、高血圧・脂質異常症・2型糖尿病・閉塞性睡眠時無呼吸症候群・心血管系疾患など体重に関連した医学的問題を有する成人

に適応があります。
用量にもよりますが、下記研究では高度肥満(BMI:38)の患者様にマンジャロを使用すると約15%~の体重減少効果が確認されており現段階で最も減量効果の強い薬剤です。
また、アルコール摂取欲求を減らすという報告もあります。(Sci Rep 2023 Nov 28;13(1):20998)
海外での報告であり直接日本人に当てはめられるわけではありませんが減量に対し有効かつ安全に使用できることが報告されている薬剤になります。現在本薬剤の流通が滞っており原則1ヶ月分ごとの処方とさせていただいております。こちらもリベルサス同様に低血糖等の重篤な副作用出現のリスクは低いことがわかっています。

使用上の注意・出る可能性のある副作用

低血糖・嘔気嘔吐・下痢・便秘・腹痛・消化不良・注射部位の腫れ・疲労感・過敏反応・胃食道逆流疾患・腸閉塞・膵炎・低血糖

体重変化率(%)

マンジャロ®(チルゼパチド GLP-1/GIP受容体作動薬)

(N Engl J Med 2022;387:205-216 SURMOUNT-1 trialより抜粋)

費用

2.5mg 1ヶ月分(4本) 15,400円(税込)
5mg 1ヶ月分(4本) 29,700円(税込)
7.5mg 1ヶ月分(4本) 49,500円(税込)
10mg 1ヶ月分(4本) 66,000円(税込)

ダイエット点滴(αリポ酸200-600mg+L-カルニチン)

αリポ酸は、体内で生成される天然の抗酸化物質であり細胞のエネルギー産生を助ける補酵素として機能します。糖代謝とエネルギー生成において重要な役割を果たし、ビタミンCやEの約400倍の抗酸化作用を持ち細胞の健康をサポートします。また、αリポ酸はインスリンの感受性を向上させることが示されており、これにより血糖値の安定に寄与し、体重管理に効果的であると考えられています。
カルニチンは主に肉類に含まれるアミノ酸で、脂肪酸をミトコンドリアへ運ぶ役割を担っています。この過程で脂肪酸はエネルギーへと変換され、脂肪燃焼を促進すると言われています。
この組み合わせにより、エネルギー代謝が活性化され、より効率的に体重減少をサポートすることが考えられます。腎機能障害を指摘されている方や甲状腺機能低下症、てんかんをお持ちの方は摂取に注意が必要です。

費用

6,600円(税込)

漢方薬(防風通聖散)

腸の動きを良くして、代謝をあげ体脂肪減少効果を期待します。
直接的な体重減少効果は証明されておりませんが便秘を防ぐことで体重が増えにくくなります。
お腹がゆるくなり軟便になることがあります。食前の内服です。

費用

1ヶ月分(90包) 5,500円(税込)

食事指導

ダイエット中の栄養指導は、単に体重を減らすことだけではなく、栄養バランスを考慮した健康的な食生活を促進することが目的です。以下に、ダイエット時の栄養指導の重要点をわかりやすく説明します。

1.バランスの取れた食事

栄養指導の基本は、タンパク質、脂質、炭水化物といった主要な栄養素を適切な割合で摂取することです。これにより、体の機能を正常に保ちながら体重を管理することができます。

  • タンパク質:筋肉の維持に必要で、満足感を得やすくするために重要です。魚、鶏肉、豆腐などが良いタンパク質源です。
  • 脂質:健康的な脂質は、ホルモンのバランスや細胞の健康を支えるために必要です。オリーブオイル、アボカド、ナッツ類を適量摂りましょう。
  • 炭水化物:エネルギー源として重要ですが、全粒穀物や野菜、果物からの炭水化物を選ぶことが望ましいです。
2.カロリー摂取の管理

体重を減らすためには、消費するカロリーよりも摂取カロリーを少なくする必要があります。しかし、カロリーを極端に制限すると栄養不足や健康問題を引き起こすことがあるため、適切なカロリー摂取量を理解し管理することが重要です。

3.食事の頻度とタイミング

小さな食事を数回に分けて摂ることで、空腹感を抑え、過食を防ぐことができます。また、食事のタイミングも重要で、活動的な日中にカロリーを多く摂取し、夜遅くは控えめにすることが推奨されます。

4.水分の摂取

水分は代謝を促進し、満腹感を与えることができるため、十分な水分摂取が推奨されます。

5.食品の選択

加工食品や高カロリーなスナック類は避け、新鮮な野菜、果物、全粒穀物、良質なタンパク質源を中心にした食事を心がけましょう。添加物や不必要な糖分の摂取を避けることができます。

6.持続可能な食習慣の確立

一時的なダイエットではなく、長期的な健康的な食習慣を身につけることが重要です。リバウンドを避けるためにも、現実的で持続可能な食事計画を立て、実践することが求められます。

費用

3,300円(税込)

よくある質問

飲み薬と注射の違いはなんですか?

注射の方がより体重減少効果が強いです。

注射の方法がわかりません。

当院では担当看護師より練習用の注射器(薬剤・針のついていないもの)を使用して手技の指導を行います。

注射は痛いでしょうか。

針はかなり細いので痛みは少ないです。ワクチン接種のような痛みが出ることはありません。

栄養指導のみも可能でしょうか。

可能です。

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