【2026年】インフルエンザB型が流行長期化|A型との違いや治療薬・予防法を解説|蕨市蕨駅・西川口駅の内科・循環器内科|わらび内科・循環器内科クリニック

〒335-0002 埼玉県蕨市塚越5丁目6-35イオンタウン蕨内クリニック 駐車場目の前
TEL.048-229-9777
WEB予約
WEB予約 アクセス LINE
ヘッダー画像

医療コラム

【2026年】インフルエンザB型が流行長期化|A型との違いや治療薬・予防法を解説|蕨市蕨駅・西川口駅の内科・循環器内科|わらび内科・循環器内科クリニック

2026年2月現在、インフルエンザB型の流行が例年より長期化しています。通常はA型がシーズン前半に流行し、その後B型が散発的に広がる傾向がありますが、今季はB型の報告数が高止まりし、流行期間が長くなっています。本記事ではなぜ今シーズンのB型流行が長いのか、インフルエンザのA型・B型の違いや現在の治療薬一覧等について解説します。

インフルエンザとは

インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる急性呼吸器感染症です。
通常の風邪と異なり、高熱・全身倦怠感・関節痛などの全身症状が強いのが特徴です。

現在の流行状況(統計データ)

日本では定点医療機関あたりの患者報告数で流行状況が把握されています。

今シーズンは

  • B型の報告割合が上昇
  • 定点あたり報告数が流行警報レベルを超える地域あり
  • 例年より流行終息が遅れている

という傾向があります。

特に学童期〜若年層を中心にB型の感染が持続しています。

なぜ今年はB型の流行期間が長いのか?

考えられる要因は以下の通りです。

免疫ギャップ(集団免疫の低下)

ワクチン接種率の変動

③ A型との流行タイミングの変化

学校・集団生活での持続感染

近年のCOVID-19対策により、インフルエンザの流行が抑制されていた時期がありました。これにより、B型インフルエンザへの自然感染による免疫を持つ世代が相対的に少なくなっていたことが指摘されています。たとえば、ある地域の報告では、子どもや学童の年齢層で感染が持続している傾向が示されています。

また、インフルエンザB型には主にビクトリア系統山形系統という2つの系統があります。近年は特にビクトリア系統の割合が高いことが多いと報告されています。ビクトリア系統は小児を中心に感染しやすい傾向があるという報告もあり、特定の系統の循環が大きいシーズンでは流行が連続しやすい可能性があります。

A型とB型の違い

A

B

流行規模

大規模流行

中規模

変異

変異しやすい

比較的安定

流行時期

前半

後半

消化器症状

少なめ

多い

重症化

高齢者注意

小児に多い

 

インフルエンザ治療薬一覧

薬剤名

投与方法

投与回数

特徴

主な副作用

タミフル(オセルタミビル)

内服

5日間

小児使用可、歴史が長い

嘔気・嘔吐

イナビル(ラニナミビル)

吸入

1回

1回で終了

吸入困難例は不可

リレンザ(ザナミビル)

吸入

5日間

吸入型

喘息患者注意

ゾフルーザ(バロキサビル)

内服

1回

迅速なウイルス抑制

耐性報告あり

ラピアクタ(ペラミビル)

点滴

単回

重症例対応

下痢など

※発症48時間以内の投与が推奨されます。

 

抗インフルエンザ薬の予防内服

感染予防に、抗インフルエンザ薬を予防的に内服する方法があります。

このような方は予防内服を

  • 同居家族が発症
  • 基礎疾患(心疾患・肺疾患・糖尿病など)を持つ方
  • 高齢者
  • 受験生や重要イベント前

方法

タミフル1回1錠を10日間内服するなどの方法があります。概ね79割程度感染を予防する効果があると言われています。

※医師の診察が必要です。

心血管疾患とインフルエンザの関係

インフルエンザ感染は狭心症・心筋梗塞や不整脈、心不全のリスクを上昇させることが知られています。

感染後1週間以内に心筋梗塞リスクが上昇するという報告もあります。

そのため、

  • 高血圧
  • 脂質異常症
  • 糖尿病
  • 狭心症・心筋梗塞・心不全の既往

上記既往のある方は特にワクチン接種が重要です。

予防方法まとめ

ワクチン接種(最重要)

重症化予防効果が高く、心血管イベント抑制効果も報告されています。

手洗い・消毒

流水での十分な手洗いとうがい、アルコール消毒が有効です。

マスク

飛沫感染対策として有効です。

換気

冬場でも定期的に換気をしましょう。

予防内服(曝露後)

医師の判断で抗ウイルス薬予防投与を行うことがあります。

まとめ

インフルエンザB型の流行を中心に解説しました。ワクチン接種や早期治療、予防内服などにより重症化させる事なく治療をすることができます。

当院ではインフルエンザやその他感染症が疑われる方は、「発熱外来」として通常と別動線で診療を行います。原則予約制ですが、予約が空いていない場合もお待たせする場合がございますが断る事なく診療致します。

院内は定期的な換気と、計7台の空気清浄機を置き感染拡大防止に努めています。

 

その他にも、一般内科、生活習慣病から心不全、不整脈等の循環器内科専門外来、内視鏡検査、管理栄養士の栄養指導、ダイエット外来含む自費診療を行っております。ご希望の方はご相談ください。

TOP