栄養指導|わらび内科・循環器内科クリニック|蕨市の内科・循環器内科|土曜・日曜診療

〒335-0002 埼玉県蕨市塚越5丁目6-35イオンタウン蕨内クリニック 駐車場目の前
TEL.048-229-9777
WEB予約
WEB予約 アクセス LINE
ヘッダー画像

栄養指導

栄養指導|わらび内科・循環器内科クリニック|蕨市の内科・循環器内科|土曜・日曜診療

栄養指導

当院では高血圧症・脂質異常症・糖尿病・高尿酸血症・脂肪肝など生活習慣病のお持ちの方への栄養指導(保険診療)と、ダイエットや健康・アンチエイジングのための栄養指導(自費診療)と行っております。時間は1回あたり15分程度です。お気軽にご相談ください。オンラインでのご案内も可能です。

栄養バランスの取れた食事とは

炭水化物・たんぱく質・脂質は三大栄養素と呼ばれ体の中で欠かすことのできない栄養素です。炭水化物はブドウ糖となり、体のエネルギー源となります。たんぱく質は筋肉や臓器などを構成する重要な栄養素です。脂質は体のエネルギーとなり、ホルモンや細胞などを作る材料となります。骨や歯の材料となるのがカルシウムなどのミネラルです。体の働きを正常に保つためには、鉄・銅・亜鉛などのミネラルやビタミンなども必要です。このような栄養素を適量にとるのがバランスの取れた食事です。主食(ごはん、パン、めん類など)、良質なたんぱく質を含むおかず(魚類、肉類、大豆製品、卵など)、野菜、海藻、きのこ、こんにゃく、乳製品(牛乳、ヨーグルトなど)、果物などを1日の中で組み合わせて摂取するとバランスの良い食事にちかくなります。食事療法は特別な食事があるわけではありません。1日の摂取エネルギー量を決め、炭水化物、たんぱく質、脂質の三大栄養素の必要量をバランスよくとり、ビタミンやミネラルなども欠かさずに摂るというものです。つまり、食事の偏りを改善し、健康的な食事をすることが目的といえます。生活習慣病を予防するための健康食としての利用も効果的です。

糖尿病を例にお話しすると、糖尿病は、膵臓から分泌されるインスリンの不足や欠乏から発症する病気で、このインスリンは食事と密接な関係にあります。糖分を含有する食べ物は消化酵素などによりブドウ糖に分解されて、小腸から血液中に吸収されます。血中のブドウ糖が増加してくると、膵臓β細胞からインスリンが分泌され、その働きによってブドウ糖は筋肉などの細胞へ送り込まれ、エネルギーとして消費されます。しかし、インスリンが不足するとこの働きが低下し体の各細胞が栄養不足となり、一方で消費されないブドウ糖は血液中にどんどん増え続け、持続的な高血糖の状態となります。この状態を放置すると糖尿病を発症し、様々な合併症が起きてきます。こうした状態を防ぐためには、食べ物の量を調整し、各種の栄養素も不足しないように、食事の取り方を変えていく必要があります。つまり、その人にとっての適正なエネルギー量を摂取し、栄養バランスの取れた食事に切り替えていくことが糖尿病の食事療法です。
また、ダイエットやアンチエイジング領域においても食事療法は有効です。お腹いっぱいまで食べず適度な空腹感に慣れることで長寿遺伝子とも呼ばれるサーチュインが活性化することがわかっています。つまり、カロリー制限によって生物学的加齢が抑えられるということです。これらに適度な運動負荷強度による有酸素運動を組み合わせ効率的に減量効果を得る事が可能です。

1日に必要なエネルギー量

必要エネルギー量(kcal)=標準体重(kg)(※1)×身体活動量(※2)

(※1)標準体重 標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22

(※2)身体活動量 軽労作(デスクワークが多い職業など):25〜30(kcal/kg 標準体重) 普通の労作(立ち仕事などが多い職業など):30〜35(kcal/kg 標準体重) 重い労作(力仕事が多い職業など):35〜(kcal/kg 標準体重)

1日の食事で摂取する適正なエネルギー量は、体格(身長・体重)と身体活動量で決まります。

お支払額の目安

保険

3割負担の方:600円〜780円

1割負担の方:200円〜260円

TOP