胃癌の死亡率は低下傾向であるものの、依然として男性のがん死亡率第3位、女性では第5位に入ります。内視鏡検査にて早期発見ができれば、身体への負担が少ない治療方法にて完治が可能です。
初期は症状がない場合も多く、早期のタイミングで内視鏡検査を受けることが将来的な安心につながります。上記の症状に当てはまる方、40歳を超え胃カメラを受けた事がない方は検査を受けましょう。
胃癌の大きなリスク要因として知られているのが「ピロリ菌感染」です。長年にわたり胃に炎症を起こし、萎縮性胃炎や胃潰瘍、胃癌の原因となります。内視鏡検査にて胃の粘膜の状態を正確に評価し、ピロリ菌の除菌療法につなげることができます。(ピロリ菌の検査・除菌療法の保険適応には内視鏡検査が必要です。)
特徴1
当院の検査は全て内視鏡検査の専門知識と豊富な経験を持つ専門医が担当致します。確かな技術と経験により精度の高い診断が可能です。
特徴2
直径5mm程度の非常に細い経鼻内視鏡を使用することで嘔吐反射や不快感を大幅に軽減しています。事前に鼻粘膜を収縮させる前処置を行いスコープの通過性を良くします。
特徴3
ご希望により鎮静剤(静脈麻酔)を使用することで眠っている間に検査が終了します。検査中は呼吸心拍モニターでモニタリングを行います。終了後は鎮静剤の拮抗薬を使用することですぐに目覚めることができます。終了後は30分程度お休み頂き、検査結果の説明をしてから帰宅となります。
1割負担 | 3割負担 | |
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観察のみ | 約2,000円 | 約6,000円 |
観察+ピロリ菌検査 | 約2,500円 | 約7,000円 |
観察+組織検査 | 約3,000〜5,500円 | 約9,000〜16,000円 |
※上記は目安です。使用する薬剤により変動することがあります。
※鎮静剤は上記に含まれます。
胸に痛みや違和感を感じたとき、多くの方がまず「心臓の病気ではないか」と心配されます。しかし、実際には逆流性食道炎や胃潰瘍など、消化器系の疾患が原因で胸痛や胸やけが起こることもあります。胸部の症状は、心臓だけでなく胃や食道など様々な臓器から発生するため、的確な診断が重要です。
当院では、胸痛や胸やけといった症状に対し、循環器専門医と内視鏡専門医が密に連携して診療を行っています。心臓由来か、消化器由来かを見極めるために必要な検査を適切に行い、患者さま一人ひとりに最適な診断と治療方針をご提案いたします。安心してご相談ください。
定期的な健康チェックや症状が気になる場合等、
どうぞお気軽にご相談ください。
快適かつ安全な検査体制を整えて
皆様のご来院をお待ちしております。